読むだけでわかる【牌効率】

 

「麻雀がうまくなりたい」と思った時、

まず最初に頭に思い浮かぶのが、『牌効率』

 

これから勉強しようと思った人も

いろいろと勉強した人も

『牌効率』ってなに?って人も

 

この記事を見れば、

・そもそも牌効率とはなにか?

・牌効率の種類

・牌効率の勉強の仕方

がわかります。

 

 

目次

牌効率とは・・・

 

現代麻雀における「麻雀の戦術」の内のひとつです。

「麻雀で勝つための考え方」といえます。

 

麻雀が流行り始めたころは、

『手役を狙って打つこと』が主流だったのですが、

いろいろと研究がなされて、

麻雀で勝つために必要な考え方が生まれました。

 

それが『牌効率』です。

 

牌効率とは・・・

1局あたりの収支の期待値を最大にして、

効率よく勝つための打牌選択をするもの

 

ただ、牌効率の中にも
数種類の考え方があり、

単純に
「牌効率を勉強する」といっても、
簡単に理解できたり、マスターできるものではありません。

 

 

牌効率の種類

 

牌効率の中にも種類がいくつかあります。

 

・テンパイ効率
・アガリ効率
・押し引きバランス
・ブロック理論
・リーチ判断

など

細かく分けると、
何種類にも分けられてしまいます。

 

この中では、

・テンパイ効率
・アガリ効率
・ブロック理論

の3種類が
多くの人が考える『牌効率』だと思います。

 

 

テンパイ効率

一般に
『牌効率』といった時に意味するのは、

この『テンパイ効率』です。

 

いかに早くテンパイまでもっていくか

効率よくテンパイするための打牌選択のことです。

 

これは、

相手(他家)の動きや攻撃を
考慮しないものになります。

自分の手牌だけを考えて、打牌選択をします。

 

手役は一切狙わずに

最速でリーチをかけることを心がけます。
(鳴くこともあります。)

 

受け入れ枚数や受け入れ種類を
常に考えて

手なりで真っすぐに打ち進めていきます。

 

 

ちなみに、

相手(他家)のことを考慮する考え方で

攻撃に対して
どう対処するかの判断が

『押し引きバランス』

 

対処する打牌選択の技術に関するのが

ベタオリ』や『回し打ち』、『絞り

です。

 

詳しくは、別記事にて

 

 

アガリ効率

アガることを最優先に考えて打つ
という考え方です。

 

テンパイ効率と似ているのですが、

アガり効率の場合
テンパイまでの最速手順を踏まないことがあります。

 

テンパイ効率と同じく

受け入れ枚数や受け入れ種類を
常に考えるのは一緒ですが、

アガりの形」や「アガりやすさ」まで考えるのが

『アガリ効率』です。

 

よく「何切る問題」や解説とかで

意見が割れたり、人によって違ったりするのは、

『テンパイ効率』を考えているのか
『アガリ効率』を考えているのか

の違いです。

 

勘違いしやすい人が多くいるのですが、

『テンパイ効率』と『アガリ効率』は
似ているけど、違う考え方です。

 

 

ブロック理論

もしかしたら初めて聞いたって人もいるかもしれません。

 

ブロック理論とは、

上の2つとは違って

牌効率を考える上での
補助的な考え方です。

 

初心者の方は特にそうなりやすいと思いますが、

「何を切っていいかわからない」

「手牌がどうなっているの?」

ってなった時に役に立つ考え方です!

 

麻雀は、
13枚+1枚=14枚で、手牌を構成します。

その14枚は、
4メンツ+1雀頭で、構成されます。

 

この1メンツ、1雀頭のかたまりを『1ブロック』とし、

『手牌を5つのブロック』と考える理論です。

 

中級者以上になると、

会話の中で
「ブロックが~」「いったん6ブロックにして~」とか
言うのをよく聞きますが、

 

どこで1メンツ作るのか、雀頭候補にするのかを

1ブロックとして、分けて考えるので、

 

どれを切っていいかわからなくなることは

ほとんどなくなります。

 

5ブロック

手牌を構成する14枚を
5つのブロック(4メンツ+1雀頭)で分けます。

 

必ずしも
完成された形じゃなくていいんです。

 

例えば、
「23」というリャンメンの順子形 → 1ブロック
「445」の形 → 1ブロック

とすることで、

こんな形の手もわかりやすくすることができます。

「124445677899」

 

12枚の中で
4ブロック作るのか
5ブロック作るのか

で変わります。

 

「12 / 444 / 567 / 7899」

「12 / 44 / 456 / 77899」

5ブロックの例として、こんな分け方です。

 

「12」で1ブロック
「44」「444」で1ブロック
「456」「567」で1ブロック
「7899」「77899」で2ブロック

 

こうやって手牌をブロックとして

分けて考えると、わかりやすくなるよってものです。

 

6ブロック

ブロック理論を語る上で、
この理論の本領が発揮されるのが
「6ブロック」です。

 

手牌14枚で5ブロックなので、

いわゆる「メンツオーバー」の形ではあるのですが、

 

手牌を「6ブロック」にすることで

受け入れ枚数が多くなったり、
手牌進行が早くなったりすることがあります。

 

よく「ブクブクの形」なんて言われたりしますが、

中級者以上向けの考え方です。

 

守備力が低くなりやすく、

何を切っていいかわかりにくくなりやすく、

「6ブロック」は、
初心者にはあまりオススメはできないです。

 

最初のうちは

「5ブロック」を意識して打ちましょう。

 

 

最後に

 

『牌効率』「麻雀の勝つための戦術」です。

 

純粋に麻雀を楽しみたい」
「高い手を作るのが楽しい」

って思いながら
麻雀を打っている段階の人には、

『牌効率』は無駄な考えです。

 

「もっと強くなりたい」
「麻雀で勝ちたい」

って思うようになって
初めて『牌効率』を勉強しましょう。

 

勉強するコツですが、

先ほど挙げたようにいくつも細分化できるので、

【1つずつ分けて考えること】

 

また、

【麻雀に正解はありません】

 

いくら勉強しても、それが100%正しいとは限りません。

 

自分が納得できる『考え方』を勉強して、

いろいろな「打ち方」を複合した

『自分が最も楽しめる打ち方』
を見つけましょう!

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