フリー雀荘:メンバーの本走

 

フリー雀荘では、

卓のメンツが足りない時に

メンバーが卓に入って
一緒に打つことがあります。

 

そのことを本走(ほんそう)』と言います。

 

そのメンバーの『本走』に関して、

・メンバーの「強さ」

・メンバーの本走での「打ち方の規制」

・メンバーと打つ時の「注意点」

など

 

元メンバーの私からあなたにお教えします。

 

 

また

「メンバーが本走に入れるタイミング」を

知ることであなたは、

 

雀荘でもっと良い思いをすることができます。

 

 

では

具体的にお話しします。

 

 

目次

メンバーが本走に入る意味

まずはこれを知っておく必要があります。

 

なぜ客だけではなく、店員も打つのか?
というと、

お客さんを待たせないようにするためです。

 

 

・卓のメンツが足りなくなってしまった時

・来店した人ができるだけ早く卓に入れるように

 

メンバーが『本走』として

卓に入って麻雀を打ちます。

 

 

決して

店員さんも麻雀が打ちたいから

ではありません。笑

 

 

メンバーが『本走』する時とは?

お客さんが4人いれば、

1つの卓でお客さんだけで打つことができます。

 

ただ、
うまく4(4の倍数)人が
集まることはそうありませんよね。

 

そんな時はメンバー(店員)の出番です。

 

メンバーが数合わせとして

客として卓に入って一緒に打ちます。

 

 

しかし、

メンバーも『接客』が本業なので、

麻雀を打つことで業務に支障が出る時は

本走しません。

 

 

もしあなたが

「メンバーが入れそうな時」が分かっていれば、

待ち席で
永遠と待たされることはなくなります

 

店員さんに言われなくても

なんとなく状況を把握できれば、

自分の時間を有効活用することができます

 

また

自分が卓に入っている時に

メンバーが本走に入るタイミングがわかれば、

 

「代走」や「ドリンク」など

ストレスなく頼むことができます

 

さらには

店側にとっても
あなたはとても良いお客さんになり、

他の人よりも特別扱いしてもらえるかもしれません。

(私は何度も経験があります)

 

 

 

メンバーが本走に入るのは

 

・全入り(ぜんはいり)

・3入り(スリーはいり)

・2入り(ツーはいり)

・1入り(ワンはいり)

 

の4パターンあります。

 

 

全入り

全入りとは・・・?

メンバーが全員卓に入る(本走に入る)ことです。

 

店員さんはだいたいどのお店でも

3人~5人(大きい店舗だとそれ以上)います。

 

卓に入っている人・・・本走
立っている人・・・立ち番

なんて言い方をしたりします。

 

 

メンバーが『全入り』している時は、

・代走が頼めない

・ドリンクなどの注文が後回し

になります。

 

本走に入るタイミングを知っておくことの

明確な理由、利点はこのためです。

 

 

『全入り』してしまうと

立ち番がいなくなり、

仕事が滞ってしまったり
接客対応が遅れてしまったりするので、

店側としてはあまりしたくないことです。

 

ただ『全入り』はまあまああります。

 

 

『全入り』のタイミングとしては、

・お客さんが来そうな時間帯で、卓数を増やす時

・「ラス半」がなくて、卓が回せなくなる可能性が少ない時

が多いです。

 

 

逆に

お客さんがいなくても、

数回でも
卓を回すことができるなら

『全入り』することがあります。

 

 

3入り

お客さん1人に対して
メンバーが3人卓に入ること

を指します。

 

 

あまり『3入り』はしないのです。

 

その理由は、

 

客側のメリット

・待たされずに麻雀を打つことができる

 

客側のデメリット

・比較的強い人と打つことになる

・局途中で中断することが多くなる

 

店側のメリット

・1卓増やすことができ、お店の利益が増える

 

店側のデメリット

・立ち番業務が滞る

・立ち番業務で優先すべきことに常に気を配り、
いざという時に
素早く対応できるようにしておかなければならない

(麻雀に集中できないことが多くなる)

 

 

以上のことから

店側としてもそんなにメリットがないので、

勧めてきません。

 

 

『3入り』ができる時は、

「3入りでもよければ、
すぐにご案内できますけどどうしますか?」

と言われることがほとんどです。

 

多くの場合は、

「お客さんがあと1人来店したら、新しく卓を立てます」

となります。

 

 

『3入り』の場合

来客がない時
別の卓で「ラス半」が入ってしまうと、

人が足りずに
卓を回せなくなる可能性があるので、

 

「卓を合体する」
つまり
「卓を移動する」

ことがあります。

 

 

2入り

お客さん2人に対して

メンバーが2人卓に入ること

を指します。

 

『2入り』は最も多いです。

 

 

たとえ
お客さんが4人いたとしても、

卓を2つ立てることがあります。

(「2入り」の卓を2つ立てる)

 

 

お客さんが来たとしても、

「ラス半」が急に入ったとしても、

対応がしやすいからです。

 

 

『2入り』は
「かなり頻度が多い」ということだけ

覚えておきましょう。

 

 

1入り

お客さん3人に対して

メンバーが1人卓に入ること

を指します。

 

卓のメンツが1人だけ欠けてしまっている場合

『1入り』になります。

 

 

メンバーの「強さ」

「メンバーは強い」

「メンバーはうまい」

というイメージがありますよね。

 

確かに

周りの人よりも
普段から麻雀をたくさん打っている分

「経験値」や「知識」があるのは間違いないです。

 

プロ資格を持っているメンバーも多いです。

 

しかし

だいたいのメンバーは

あなたと同じような
フリーに通っている人と同じです。

 

 

そこまで警戒しなくても大丈夫です。

 

 

メンバーの本走での「打ち方の規制」

雀荘によっては

メンバーが卓に入った時に

「打ち方の規制」があることがあります。

 

私たち客側には何の支障もありません。

 

 

「打ち方の規制」があるところは、

 

・モロ引っ掛けリーチはしない

・オーラスで着順の変わらないアガリはしない

・「見せ牌」「腰牌」の規定に厳しい

などがあります。

 

 

だいたい初めての時に

「うちはメンバーの打ち方に規制があります」
「うちは規制ないので、メンバーは好きに打ちます」

などを

ルール説明とともに言われます。

 

 

「打ち方の規制」があるところだと

メンバーと打つ時は
こちら側が有利なことが多いです。

 

 

メンバーと打つ時の「注意点」

『注意点』(覚えておいてほしいこと)が

つだけあります。

 

寛容な心を持とう!

 

前述の通り

メンバーが卓に入っている時は、

『局が中断すること』があります。

 

・『全入り』で「ラスト」や「来客」のタイミング

・来客があり「ご案内」する場合

などです。

 

これは必ず頭に入れておいてください!

 

 

もし局を中断したとしても、

「なんだよ、早くしろよ」ではなく

「どうぞ~」と見守ってあげる
大人の余裕を見せてください。

 

 

成長を見守ろう

メンバーも「1人の人間」です。

 

ミスをすることもあれば、

あなたにとって
不快に思うような行動・言動を
取ってしまうこともあるかもしれません。

 

そんな時は
帰る際に

こっそり優しく

別の店員さんに

言ってあげましょう。

 

 

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