【待ちの種類】『単騎待ち』は意外と優秀な待ち!?

 

あなたはリーチをかける時、どんな待ちが理想ですか?

 

出来るだけ残り枚数が多い

アガりやすい待ちがいいですよね。

 

『多メンチャン待ち』や『リャンメン待ち』が
理想的だと思います。

 

では、

いくつかある待ちの中で

この待ちにはしたくないな~」って待ちは

何ですか?

 

 

多くの方が

単騎待ち

と答えるかと思います。

 

確かに、
『単騎待ち』は

待ち牌が 【1種類3枚】 しかない

不利な待ちのようですが、

 

実は

『単騎待ち』というのは

それほど悪い待ちではなく、

使い方によっては、
リャンメンに値するくらいの効果を発揮する場合もあります。

 

 

この記事を読めば、

・待ちの種類と形

・待ちの特徴

・『単騎』が意外と優秀である理由

がわかります。

 

 

 

目次

待ちの種類

 

多面張待ち

3メンチャン待ち

待ち牌が3種類以上あるものを

『多面張(多メンチャン)』といいます。

 

この例では、

「23」と「456」に分けると、「1、4待ち」
「234」と「56」に分けると、「4、7待ち」

つまり、
「1,4,7待ち」

になります。

 

「リャンメン待ち」+「リャンメン待ち」の複合形

と考えると、わかりやすいですね。

 

特徴

・待ち牌が複数ある。

・待ちの種類として、
 最低3種類~最高13種類まである。

・基本形の待ちの複合形となる。

 

詳しくは、

【待ちの種類】多メンチャンについて【種類とコツ】

に書いてあります。

 

 

リャンメン待ち

リャンメン待ち

麻雀の待ちにおいて

基本中の基本となる待ちの形です。

 

場に1枚も見えていなければ、

待ちの種類が、種類
待ちの枚数が、4枚+4枚=

となります。

 

特徴

・アガリやすい形である。
(ロンアガリ、ツモアガリどちらも十分期待できる)

・ピンフ形である。
(必ずピンフが付くわけではない)

 

 

ノベタン待ち

ノベタン待ち

手牌の中に雀頭がありません。

「雀頭待ち」となる形になります。

 

上記の『リャンメン待ち』に似ていますが、

下記の『単騎待ち』の部類です。

 

自ら種類2枚使っているので、

待ちの枚数は、3枚+3枚=枚 になります。

 

特徴

・『リャンメン待ち』の次にアガリやすい形である。

・ピンフ役が付かないので、
 基本リーチをかけないとアガれない。

・応用が効く形である。

 

待ちの形としては、『ノベタン』ですが、

 

待ちの形ではない時、

『4連形』と呼ばれる
メンツ構成に非常に優れた形になります。

 

「1メンツ」として考えるも良し。

・「1メンツ」+「雀頭」(例のようなノベタン形)
・「1メンツ」+「雀頭」(6,7をもう1枚持ってきて、リャンメン形)
・「2メンツ」(56,78でリャンメン2つ)

と考えることもできます。

 

 

カンチャン待ち

カンチャン待ち

1メンツ(3枚)の間の牌で待つのが、『カンチャン待ち』です。

 

待ちとしては、

種類枚しかないので、
アガりやすいとは言えませんが、

 

プロでも
『カンチャン待ち』で
リーチすることがあります。

 

特徴

・「スジ引っ掛け」になると、格段にアガリやすくなる。

・相手から読まれにくい待ちである。

・ツモアガリよりも、ロンアガリの方が多くなる。

・リャンメン待ちへの手変わりがある。

 

こちらがリーチをかけて、
相手がオリている時に安牌がない場面では、

オリる技術として「スジを読む」ことがあります。

これを逆手にとった作戦が「スジ引っ掛け」です。

 

『スジ』については、別記事で詳しく書きます。

 

 

この例では、

「5索」を持ってくれば、
「5556」という『多面張待ち』に変化します。

 

『カンチャン待ち』の場合は、

1牌持ってくると、『リャンメン待ち』に変化できる

という特徴があります。

 

 

ペンチャン待ち

ペンチャン待ち

『カンチャン待ち』と同じように

種類枚しか待ちがない形です。

 

端牌の「12」「89」で、
「3待ち」や「7待ち」になる待ちを

ペンチャン待ち』といいます。

 

特徴

・「スジ引っ掛け」になると、格段にアガリやすくなる。

・相手から読まれにくい待ちである。

・ツモアガリよりも、ロンアガリの方が多くなる。

 

『カンチャン待ち』と特徴として一緒ですが、

「応用の効かなさ」で、
『カンチャン待ち』よりは劣る形になります。

 

『ペンチャン待ち』に変化としては、

『カンチャン待ち』になるか
『シャンポン待ち』になるか

の変化しかありません。

 

 

シャンポン待ち

シャンポン待ち

2個2個の形が
待ちとなっているのが、『シャンポン待ち』です。

 

どちらか一方が「雀頭」
もう一方が「刻子」

となる形です。

 

待ちとしては、

種類枚 と少ない待ちではあります。

 

特徴

・「字牌」が含まれる『シャンポン待ち』は、
 『リャンメン待ち』とほぼ同格。

・「スジ引っ掛け」になると、アガリやすい。

・相手から読まれにくい。

・シャンポンの片方に標準を合わせるリーチがほとんど。

 

麻雀は、
3枚で1組(1メンツ)を4つ作ります。

「4枚しかない1種類を3枚集める」より
「4枚ずつある3種類を1枚ずつ集める」方が簡単です。

 

つまり、

「字牌待ち」は比較的少ないと考えて、

通っていない牌でも「字牌」なら切ってくれることが多いです。

 

相手から読まれにくい上に、

「スジ引っ掛け」や「字牌とのシャンポン」のような

アガリやすい待ちが片方にあれば、

リーチをかけても
十分アガリが見込める待ちになります。

 

 

単騎待ち

単騎待ち

1つだけポツン、とある牌が待ちとなる形『単騎待ち』。

「雀頭」を待つ形になります。

 

待ちとして、種類

と待ちの中では最も待ち枚数が少ないです。

 

できることなら、

『ノベタン待ち』や『リャンメン待ち』、
『多面張待ち』

への変化を待ちたいものです。

 

特徴

・相手に読まれることはほぼない。
(ドラ単騎や染め手の時以外)

・何の牌を持ってきても良い。(手変わり変化が多様)

 

『単騎待ち』は、
何か意図した待ち牌だとしても、

完璧に見抜くことは
エスパーにしかできません。

 

『単騎待ち』が優秀な理由

上に挙げているように

デメリット(待ち枚数の少なさ)の方が
大きいと思われがちです。

 

出現頻度としても「極低」です。

 

それゆえに

相手の思考から外れることが多く、

予想外な一撃を取れることがあります。

 

 

効果的なのは、

相手からしたら危険度が低いと思う牌

・字牌単騎
・場に3,4枚見えの外側の牌
・スジ牌

などです。

 

 

「単騎待ちをしよう」と
自分の中に選択肢として持っていて、

いざ『単騎待ち』リーチをかける時」は

ノータイムでリーチをかけること

 

これが、『単騎待ちリーチ』でアガるコツです。

 

 

最後に

待ちの種類は、いくつかあります。

・多面張待ち
・リャンメン待ち
・ノベタン待ち
・カンチャン待ち
・ペンチャン待ち
・シャンポン待ち
・単騎待ち

 

その場その場で
『最もアガりやすい待ち』を選択すること

 

『待ち』を知らなければ、
その選択をすることができません。

 

相手にとって【嫌な待ち】ができるようになりましょう!

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