初心者の方が
中級者、上級者になるために必要な『読み』
『読み』をマスターするためには、
経験が必須であり、なかなか難しいことです。
しかし、
その難しい『読み』の中でも
「チートイツ」に関しては、比較的読みやすいです。
【チートイツの読み方】を覚えることは、
麻雀力を上げるための第一歩です。
この記事では、
『チートイツの読み方』はもちろんのこと、
『チートイツのメリット・デメリット』、
『対子系の手の作り方』や『対子系相手の戦い方』も
勉強することができます。
目次
チートイツとは・・・
手牌１４枚（１３枚＋１枚）の構成が
すべて対子（２枚ずつ）で出来た手です。
最終形は、
必ず単騎待ちになります。
点数は、
符が２５符固定で、
２５符２翻 １６００点～です。
「点数計算」や「符計算」の記事を見てくれた方は
復習になりますね。
「点数計算」「符計算」の記事は
↓こちらから↓
チートイツの手のメリット・デメリットは、
メリット
・待ちが読みにくい
・跳満、倍満になりやすい
・攻撃力・守備力のバランスが非常に良い
デメリット
・チートイツだとバレやすい
・テンパイ速度は、他の役に比べると遅くなる
・待ち牌が少ない
デメリットにあるように
なかなか狙って作れる手ではないので、
そう頻発する役ではありません。
チートイツの作り方
チートイツは
頻出の役ではありませんが、
攻守のバランスが取れた
応用が効きやすい役なので、
「初心者でも使いやすい手」となります。
『チートイツの作り方』に関しては
プロの中に
【対子のプロ】と呼ばれる方がいらっしゃいますよね。
そう
土田浩翔プロです。
知らない方もいらっしゃるかもしれないので、
紹介しておくと
麻雀プロの中で
最も対子手を好んで打つプロであり、
その対子手の技術は、まさにプロ中のプロ！
と言ってもいいくらいかもしれません。
とにかく対子手に関しては
土田プロがお手本になると思うので、
土田プロが講師を務めるサイトの記事を見てください。
参考記事：麻雀のすべて トイツの作り方（土田のデジタル）
【補足】
チートイツに関しては
オカルト的な要素（何の根拠もないもの）を
持っている人がかなり多いイメージがあります。
実際に
土田プロや私の考えにも含まれています。
「チートイツの作り方」を一言で表すならば、
『重なりそうな牌を持て』
チートイツの読み方
「チートイツの読み方」といっても
「手役を読むこと」と「待ちを読むこと」で
読み方が若干異なります。
チートイツの手だと読む
これは、『序盤の捨て牌』を見ればわかります。
チートイツを作る時は、
重なりそうな牌を残したいですよね？
他家が持っていそうな、集めそうな牌
つまり、
「真ん中の牌は重ならなさそう」と考える人が多いです。
すると、
チートイツを狙っている人は
序盤、特に第１打目に
「３，７牌」が出てきやすいです。
チートイツの人の河の特徴は、
・序盤に、字牌があまり切られない
・序盤に、中張牌（２～８牌）が多く切られる
・リャンメン落としがある
これさえ注目していれば、多くのチートイツは見抜けます。
チートイツを狙っているひとは、
配牌がそこまで良くないことが多く、
面前で仕上げるか、
鳴いてトイトイに向かうくらいしか
選択肢がありません。
よって
そこまで警戒はしなくて大丈夫です。
「あの人はチートイツやってんな～」程度に考えましょう。
チートイツの待ち牌を読む
チートイツの待ち牌を読むことは
正直かなり難しいです。
切れていない牌（安牌以外）
何でも当たる可能性があります。
ただ、待ちとして
当たりやすいランキングを紹介します。
１位 字牌（生牌、１枚切れ）
２位 スジ牌
３位 １，９牌
４位 ２、８牌
５位 ドラ
参考にしてください。
対子系相手の戦い方
対子系相手の戦い方としては、
「チートイツの読み方」でも述べたように
『そこまで気にしなくていい』です。
「チートイツ」をやっている人は
テンパイまでは怖くないです。
ただ、
自分の手よりも早そう
＝ツモ切りが３巡続く
であれば、警戒してください。
警戒する時は、
「チートイツの読み方」を駆使して
思わぬ放銃に注意しましょう。
最後に
他家の手役が「チートイツ」だと読めるようになれば、
確実に『あなたの麻雀力』は上がります。
チートイツのことを知り、
チートイツを読むことで、
あなたの技術は
「飛躍的に」「簡単に」上がります。
『チートイツとは・・・』
『チートイツの作り方』
『チートイツの読み方』
を読んで、頭に入れるようにしましょう。