【運転テクニック】渋滞中ストレスなく走行でき、いち早く渋滞を抜ける方法

オープンカーに乗っている男

免許を持つ人が少なくなってきていますが、

遠出する時には、やはり便利です。

 

・人混みの中にいたり、人混みを歩いたり、しなくて良い

・同乗者と周りを気にせず会話できる

・とにかく移動が楽

 

 

車が運転できれば、なにより

自分の好きな時
好きな場所
好きなように行けるようになる

 

男にとって

自分の容姿のカッコよさと同時に

マイカーのカッコよさも同様に

自分のステータスとして見栄を張りたくなるものです。

 

 

そんな車の運転ですが、

【渋滞】があること

って本当にですよね。

 

渋滞の画像

 

渋滞にハマると、

・すごく不快な気分になる

・時間が無駄になる
(予定が狂う可能性がある、何か他にできたことができなくなるなど)

・自分の行動が制限される
(車の中で座っていなければならない、トイレに行けないなど)

 

渋滞=ストレス

これは、

車に乗ったことがある人なら
一度は感じたことのあることでしょうし、

運転者なら
なおさら感じることだと思います。

 

 

土日や連休、長期休みなどになると

必ず渋滞が発生します。

 

できれば渋滞にハマりたくないし、

渋滞にハマってしまったら早く抜けたい

と思いますよね。

 

 

時間帯をズラして移動したり、

迂回ルートを使って移動したり、

なんとか渋滞を避け、
ストレスなく運転する方法を探すけど、

 

結局、渋滞は起きてしまいます。

 

 

では、

・渋滞にハマらないようにするにはどうしたらいいのか?

・どうやったら渋滞は起きなくなるのか?

・もし渋滞にハマってしまったらどうすればいいのか?

 

 

大学で交通工学を学び、

年間10,000㎞走行するほど
ドライブが趣味の私が、

 

渋滞でストレスなく走行できる方法

をお教えします。

 

 

目次

そもそも渋滞はなぜ起こるのか?

渋滞には、種類あります。

1、自然に起きる渋滞

2、事故や故障車による渋滞

3、工事による渋滞

 

どの種類の渋滞も

・交通量が道路の交通容量を超えている

・速度低下(ブレーキランプの点灯)の連続

が原因として挙げられます。

 

 

交通量が道路の交通容量を超えているとは?

本来道路は、

このくらいの交通量だろうという予測の下に作られます。

 

・車の数が多い
・複数車線あるうち、1車線が通行できない
など

 

何かしらの要因により、

その予測を超える交通量が流入した場合、

その道路では、渋滞が起きやすくなります。

 

 

・朝の通勤時間帯や
夕方の帰宅ラッシュの時間帯の大通り

・休日や連休などで
人がたくさんいる観光地に向かう道路
など

 

車がたくさんいて、
法定速度で走れなかったり、
信号で止まっていたり、

スムーズに車が動いていないと渋滞します。

 

 

速度低下(ブレーキランプの点灯)の連続とは?

前の車との車間距離が近くなったら、

ブレーキを踏みますよね。

 

前の車がブレーキを踏んだら、

後ろにいた車もブレーキを踏みます。

 

ポンピングブレーキの画像

 

そうやって、

どんどん後ろにブレーキが連鎖していって、

だんだんと平均速度が落ちていき、

 

さきほど挙げた渋滞の3種類

1、自然に起きる渋滞
2、事故や故障車による渋滞
3、工事による渋滞

このどれもが

 

速度低下(ブレーキランプの点灯)の連続によって

渋滞が発生しています。

 

 

前の車との車間距離が縮まると、
ぶつかってしまうかもしれない

という

危険回避のために
減速するために

ブレーキを踏むと思いますが、

 

実は、それが渋滞する大きな原因なのです。

 

 

渋滞しないためにはどういたらいいのか?

それは、

【ブレーキを踏まないこと】

 

 

いや、ブレーキを踏まないと
止まることができないし、ぶつかるだろ

って思いますよね?

 

正確には、

【極力ブレーキを踏まない運転をすること】

です。

 

ブレーキを踏まなければ、

『速度低下(ブレーキランプの点灯)の連続』が起きることなく、

渋滞も発生しません。

 

 

ブレーキを踏まない運転とは?

実際
運転中に「ブレーキを踏まない」ということは、

絶対にできません。

 

・赤信号で停車する

・歩行者がいる横断歩道の前で停車する

・一時停止の標識に従う

 

必ず止まらなければいけない時というのはあるので、

必然的にブレーキを踏む場面があります。

 

 

しかし、

ブレーキをなるべく踏まないようにする『運転』は存在します。

 

それは、

ブレーキを踏まなくてもいい時に
ブレーキを踏まないようにする

です。

 

 

「いや、当たり前だろ」って思ったかもしれませんが、

意外とできない人って多いんです。

 

 

例えば、

高速道路で、法定速度100kmの道を走行中

90kmで走っている車が前にいて、
あなたが100kmで走行しています。

走行車線にいて、前の車との距離が近づきそうです。

 

あなたはどうしますか?

 

 

 → 追い越し車線から抜かす

と答える方がほとんどではないでしょうか?

 

 

ブレーキを踏まないようにする運転をするならば、

ここでの回答は、

「アクセルから足を離す」です。

 

 

徐々に減速しつつ、
後続車にもブレーキを踏ませずに、

安全に追い越し車線へ車線変更するためには、

周囲の安全確認が最優先です。

 

もし、

追い越し車線に車がたくさんいて、
車線変更するのが難しかったら?

車線変更できるが、
したことによって後続車がブレーキを踏むことになったら?

 

 

自分も周りもブレーキを踏まない・踏ませない

自分の車の1動作によって、
(ブレーキを踏む・車線変更する・減速するなど)

1台でもブレーキランプが点灯してしまったら、負けです。

 

かといって、

すべての状況下で行えるかと言ったら
不可能と言うしかないのが現状です。

 

自動運転により、運転を機械が管理し、
プログラム化していれば可能ですが、

現状運転しているのは、人間です。

 

 

1人1人が意識して運転することが、

大事になってきます。

 

 

そこで、重要になるのが、

【車間距離】と【速度】です。

 

 

 

車間距離をなるべく大きく取りましょう!!

 

そうすることで、

前の車が減速したとしても、
後続車が減速するために
アクセルを離す(エンジンブレーキ)だけで良くなり、
ブレーキを踏む必要がなくなります。

 

 

速度は一定に!!法定速度を守りましょう!!

 

同じ道を走っている車の中に
違う速度で走っている車がいたら、
車間距離が縮まってしまい、

ブレーキを踏んだり
いきなり車線変更したり

渋滞の原因が起こってしまう可能性があります。

 

 

渋滞にハマらないためにはどうしたらいいのか?

渋滞が起こりやすい場所や時間というのがあります。

 

・右折車両が多いのに、右折専用車線が短い信号
・横断者が多い交差点
・下りから上りに変わる谷地形の道路
・車両流入地点(合流地点)

 

こういった場所では、

渋滞が起こりやすいとされています。

 

道路管理者もそのことは把握しており、

対策を取っていますが、

なかなか解決しづらい道路もあります。

 

 

自分が通行する道路が

どの程度渋滞が起きるのか

渋滞予測を確認してから出かけることが重要です。

 

渋滞予測は8割の的中率らしいです。

 

それを確認することによって、

渋滞する道を避け、迂回ルートを選択することができます。

 

また、

朝や夕方といった
混雑する時間帯を避けることができるならば、

渋滞を避けることができます。

 

 

もし渋滞にハマってしまったら?

いろいろ対策したとしても

渋滞にハマってしまうことがあると思います。

 

そうした時は、

・車両の流れ(速度)よりも遅く走る

・車間距離を40m~100m(最低でも車2台分)取る

・不必要な車線変更をしない

ことを心がけてください!!

 

 

渋滞が渋滞を呼ぶことは多々あります。

 

序盤でお話しした
『ブレーキを踏むことで渋滞する』
ということを覚えていますか?

 

渋滞中でもブレーキを踏まない運転を心がけてください。

 

 

渋滞中は、

ノロノロ動いたり、
速度が一定でなかったり、
止まったり動いたりして、

かなりストレスがかかります。

 

「早く渋滞を抜けたい」

「早く目的地に着きたい」

そんな思いから、
できるだけスムーズに動いている車線に入りたくなります。

 

 

隣車線から急に車が割り込んできて、
イライラしたり、
ブレーキを踏むことになったり、

渋滞によって悪循環が生まれます。

 

運転中豹変する人の画像

 

しかし、

そうなってしまっては、

事故が起きやすくなってしまいますし、

 

一向に渋滞が緩和されません。

 

 

渋滞中、
トラックなどの大型車両がかなり車間距離を取って、

ゆっくり走行しているのを見たことがありますか?

 

あのようなイメージで走行してください。

 

 

なみに!

トラックなど大型車は、

渋滞を緩和させるために
あのような走行をしているわけではありません。

 

トラックなどの大型車は、

急に止まることができません。

 

ゆっくり走っていたとしても、

普通の車に比べて制動距離が長いんです。

 

そのため、

ブレーキを踏んでも
安全を確保できる距離を取って走っているのです。

 

 

なので、

渋滞中に
トラックとかがゆっくり走っているから
その前に割り込んだり、

道を譲ってくれていると勘違いして
前に入ったりすることは、

非常に危険です。

 

絶対にやめましょう!!

 

 

渋滞回避以外のメリット

実は、

「ブレーキを踏まないようにする」
「速度を一定に保つ」
「車間距離を空ける」

という運転には、

 

『渋滞を避ける』
『渋滞を起こさないようにする』

以外に、つのメリットがあります。

 

 

それは、

・事故が起きにくくなる

・燃費が良くなる

・車の消耗が少なくなる

です。

 

事故が起きにくくなる

渋滞による事故は少なくありません。

 

・渋滞の最後尾に、後続車が追突する

・渋滞中の追突事故

・接触事故など、

 

渋滞が起きやすい行楽シーズンのニュースでは、

こういった事故のニュースがよく流れます。

 

主に高速道路での渋滞による事故が多いですが、

この記事に挙げた対策

1人1人が取っていれば、

減らせる事故というのも多いはずです。

 

 

もし、
あなたが事故の当事者になってしまったら、

被害者・加害者どちらの立場だとしても、

経済的・社会的・身体的・精神的
大きな影響を及ぼしてしまうことは言わずもがなです。

 

 

燃費が良くなる

車によって燃費性能の違いはありますが、

運転者の技術によっても燃費性能は変わってきます。

 

最近の車は、
燃費性能が良い車になってきていますが、

やはり
運転者もそれに見合った運転をしないと
燃費が悪くなってしまいます。

 

 

燃費が良くなると、何がいいかというと、

ガソリンの減りが小さくなります

 

 

車を持っている人にとっては、

『ガソリン代』
家計に大きなダメージがあることがあります。

 

世界情勢などによって、ガソリンの値段は推移しており、

今は、どんどんガソリンの値段が上がっています

 

 

せっかく燃費の良い車で走っていても、

燃費が悪い走り方をしていては、

結局
ガソリン代が多くかかってきてしまいます。

 

 

車の消耗が少なくなる

ブレーキを踏むと、

ブレーキ部品やタイヤが消耗します。

 

頻繁にブレーキを踏む車とそうでない車では、

圧倒的に後者のほうが、

部品の消耗が少なく、交換時期に差が出る

とディーラーの方が言っていました。

 

 

車検や点検の際に、

車検代点検代がかかる上に

さらに消耗部品の交換代もかかってしまったら、

家計に大打撃を受けてしまいます。

 

 

なるべく消耗が少ない運転を心がけるだけで、

家計の節約にもつながるのです。

 

 

最後に

渋滞が起きることによって、

人の流れや物流が悪くなり、

経済的な損失や時間が無駄になってしまいます。

 

また、

渋滞は、交通事故が起きやすくなります。

 

さらに、

渋滞によってストレスが溜まり、
犯罪行為(煽り運転など)につながることもあります。

 

 

渋滞が発生すると、悪影響しか及ぼしません。

 

 

あなたの心がけ1つで、渋滞は緩和され、

運転中のストレスや危険が少なくなり、

 

車の流れも社会もあなたの行動も

スムーズに動くようになります。

 

 

ぜひ、

ブレーキを踏まない・踏ませない運転

心がけるようにしてください。

 

 

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