「こないだ代走頼んだら、振り込みやがってさ~・・・」
「代走がファインプレーしたよ」
「代走頼んだら、次の半荘行ってた」
そんな会話聞いたことはありませんか?
『代走』って聞くと、
野球の「代わりに走るランナー」ならわかるけど・・・
ってなりますよね。
では、
麻雀の『代走』ってなんでしょうか?
目次
雀荘における『代走』とは?・・・
フリー卓に座っている客が、
トイレや電話など、
少しの時間麻雀を打つことができない時に、
局を止めてしまわないように
同卓者に迷惑が掛からないように
店員さんに代わりに打ってもらうこと
です。
『代走』の目的
代わりに打ってもらうといっても、
客側と店側で目的が違います。
客側の目的
・トイレや電話がしたい
・一旦席を離れたい
・店員さんに運任せ
店側の目的
・円滑な卓の進行
・他の客に迷惑がかけない
・代走を頼んだ客に満足してもらう
『代走』を頼む時、どうすればいいか?
店員さんにひとこと
「代走お願いします」
と言うだけです。
別に
「トイレに行きたいから」
「電話したいから」
と目的は言わなくても大丈夫です。
常連になって、
店員さんと仲良くなっていれば、
「ピンチ-」
「〇〇さん~ちょっと頼める~?」
など
オリジナリティのある代走の頼み方
をしても良いかもしれません。
中には、こんな人もいます。
電話が来たタイミングで
急に席を立って電話をする人
近くにいた店員に「ちょっとちょっと」
と話しかけただけで席を立つ人
無言で席を立つ人
絶対にやめましょう!!
店員さんも「いきなり何!?」ってなるし、
同卓者も「この人なにしてるの??」って驚きます。
『代走』を頼むにあたっての注意点
お店ごとに
メンバーが麻雀を打つ時に
『制約』がある場合があります。
主な例は、
・『第一に』放銃しないように打つ
・「清一色」「被リーチの状態」の代走はできない
・大事な場面(オーラスなど)では、断る場合がある
店員さんは、
『円滑な卓の進行』を目的にしており、
あなたのためにアガることは
二の次、三の次です。
指示(「こう打ってください」など)があれば、
そのように打ってくれる雀荘もありますが、
基本的には
・副露(ポンやチー)や仕掛け(リーチ)はしない
・手を進めるよりは、振り込まないように打つ
・無難に局を進める
のような打ち方になります。
ドラや役牌をポンしなかったり、
多メンチャンなどのアガりやすそうな待ちでも
リーチをかけなかったり、
「絶対に鳴くでしょ!」という牌をスルーしたりします。
しかし
『代走』を頼んだ以上、
文句は一切言えません。
責任があると言えば、
『代走』を頼んだ側にあります。
代走を頼むタイミング
そういうのが嫌な人は、
・リーチ代走
・1局終了時
・1半荘終了時(精算後)
など
それほど影響が少ないタイミングまで待って、
『代走』を頼むようにしましょう。
最後に
店員さんも
精密機械のような ”完璧な存在” ではありません。
どんなに気を付けて打っていても、
ミスをしてしまうことだってあります。
「アガリ牌を見逃す」
「ツモ牌をツモ切る」
「役満を放銃する」
ことも起こり得ます。
「チョンボしてしまう」ことだってあります。
『代走』はあくまでも
客側の私たちの都合であり、
「店員さんに無理をお願いしているんだ」
という認識を持ってください。
できる人であれば、
『代走』をしてもらって、卓に戻った時に
店員さんに
「ありがとうございます」と
一言添えられると、
イケメンで、かっこいい大人ですね!